
スイス連邦工科大学チューリッヒ校のシンガポール拠点「Singapore-ETH Centre」とシンガポール国立大学(NUS)は8月16日、シンガポールの自然環境が果たしている生態系サービスを定量測定するプロジェクトを開始した。同国の森林や公園、水路、海洋生息地等の経済、社会、環境便益を今後3年かけて調査する。
Singapore-ETH Centreは、スイス連邦工科大学チューリッヒ校とシンガポール国立研究財団(NRF)が2010年にシンガポールに設立。これまでも、未来の都市設計のあり方を検討するプログラム「Future Cities Laboratory(FCL)」や、強靭なインフラを整備するためのフレームワークやツールを開発するプログラム「Future Resilient Systems(FRS)」を展開してきた。
今回のプロジェクトは、シンガポールの生態系サービスを定義するフレームワークを開発し、測定ツールを開発する。その後、実際に同国の土地、沿岸部、海洋を評価し、経済、社会、環境便益を測定する。これにより、同国の自然資本価値を可視化し、シナリオ分析を実施する。
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