米緊急事態管理庁(FEMA)は7月、ニューポートビーチ市の沿岸部2,700物件をFEMAの洪水マップから削除するよう同市政府が求めていた要求を承認した。これにより、バルボア半島、バルボア島、西ニューポートの一部の物件所有者は、年間3,700米ドル(約41万円)の洪水保険支払い義務から解除された。
FEMAは2016年、ニューポートビーチ市沿岸部の3,000物件を洪水の危険を示した洪水マップの対象地域に指定。合計で4,500物件が洪水マップ入りした。これに対し、同市政府は、同市議会と連携し、詳細分析を2年かけて実施。防波堤や盛り砂による護岸効果により、FEMAの算出より洪水被害は抑制されると主張。洪水マップ入りの物件数を4,500から1,800まで減らすよう要求していた。FEMAは7月、承認した。修正された洪水マップは2019年前半に施行させる見込み。
米国では、気候変動により沿岸地区の水害が激しくなることに備え、洪水保険を課している。
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