
金融安定理事会(FSB)は11月26日、G20首脳に対し、FSBの2018年の作業結果を報告する議長書簡を送付した。FSBは、G20からの要請を受け作業を進めている案件が多く、今回の書簡は進捗状況を報告する意味がある。FSBは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)についても、多くの企業や機関投資家、銀行が支持を得ていると伝え、詳細の導入状況をまとめた正式レポートを2019年6月のG20大阪サミットで報告すると表明した。
今回の書簡は、FSBが取り組む幅広い金融システミックリスク対策についての近況をまとめている。新興リスク対策では、金融市場で果たす役割が大きくなった運用会社の流動性リスクマネジメント強化、サイバーセキュリティ等のオペレーションリスクの監督強化、暗号資産(仮想通貨)評価の実施を報告。
また、G20での金融改革テーマでもある、店頭デリバティブ、中央清算機関(CCP)、バーゼル3、不祥事防止、保険会社のシステミックリスクとともに、TCFDを通じた気候変動起因の金融システム影響に対する安定化策についても言及した。
その他、FSBの活動の重点を、政策設定から、各国政府の導入状況評価や導入徹底に移してきていることも説明した。
【参照ページ】FSB Chair’s letter to G20 Leaders meeting in Buenos Aires
【レポート】Implementation and Effects of the G20 Financial Regulatory Reforms: Fourth Annual Report
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