米ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長(民主党)は3月11日、9月から毎週月曜日、同市内の公立学校全1,800校で、全生徒110万人の学校給食(朝食と昼食)をベジタリアンメニューにする施策「ミートレス・マンデー(肉抜き月曜日)」を開始すると発表した。当面2020年まで継続する。
米国では、児童肥満や前糖尿病の問題について警鐘が鳴らされており、原因の一つとされる動物性脂質消費を減らす。また、肉類は、生産過程で水や穀物を大量に消費するため、二酸化炭素排出を含めた環境負荷低減の狙いもある。提供する食事に肉類はないがチーズは提供する。デブラシア市長は、ミートレス・マンデーを実施しても、たんぱく質不足になる心配はないと、保護者に向け説明した。
今回の取り組みは、2018年9月からすでに同市内のブルックリン地区15校で実施しており、今回市内全域に拡大する。同様にカリフォルニア州サンフランシスコ等でも行われている。
【参照ページ】Mayor de Blasio, Chancellor Carranza, and Brooklyn Borough President Adams Announce Citywide Meatless Mondays
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