
化粧品世界大手仏ロレアルと仏再生プラスチック・ベンチャーCarbiosは4月29日、バイオ素材を用いた産業用プラスチック開発コンソーシアムに、米ネスレ・ウォーターズ、米ペプシコ、サントリー食品インターナショナルの欧州子会社Suntory Beverage & Food Europeが参画すると発表した。海洋プラスチック問題に対応するため、Carbiosの独自技術である特殊酵素を用いたプラスチックのケミカル・リサイクルを推進する。
Carbiosの技術では、ケミカル・リサイクルを比較的安価に行えるため、企業にとって採用しやすい。ケミカル・リサイクルは、マテリアル・リサイクルと異なり、製品を分子レベルまで分解してから再利用するため、品質が劣化しない。ケミカル・リサイクルの技術は、高温高圧での化学反応プロセスを必要とするものが多いが、Carbiosの酵素は、熱をあまり必要とせず、高圧も不要。溶媒も要らないため、環境への悪影響も少ない。また、通常技術は、特定の素材しか扱えないことも多いが、Carbiosのものは、色付きのものや多層構造のものや、ポリエステル素材でも問題なくリサイクルできる。
同コンソーシアムでは今後4年間、Carbiosが開発する再生プラスチックを、参画企業が市場向け製品のペットボトルに使用し、開発を支える。
【参照ページ】NESTLÉ WATERS, PEPSICO AND SUNTORY BEVERAGE & FOOD EUROPE JOIN CONSORTIUM FOUNDED BY CARBIOS AND L’ORÉAL TO SUPPORT THE WORLD’S FIRST ENZYMATIC TECHNOLOGY FOR THE RECYCLING OF PLASTICS.
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