米国では4月、再生可能エネルギーの発電量が石炭火力発電の発電量を、同国史上初めて上回った。米エネルギー情報局はさらに、5月の発電量でも再生可能エネルギー発電量が石炭火力発電量を上回ると見通しと伝えた。
4月の一日の平均発電量は、再生可能エネルギーが2,322GWhに対し、石炭火力発電は1,997GWh。また5月の見通しは、再生可能エネルギーが2,271GWhに対し、石炭火力発電は2,239GWh。
米国では、再生可能エネルギーは、春から夏にかけて発電量が多くなり、石炭火力発電は春先に大きく減る傾向にあり、ついにこの春先で両者が逆転した。今後もこの差は少なくなり、再生可能エネルギーの方が上回る月が増えていくと見られている。
(出所)EIA
(出所)EIA
【参照ページ】SHORT-TERM ENERGY OUTLOOK
【参照ページ】Monthly Energy Review
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