アパレル世界大手スペインのインディテックスのパブロ・イスラCEOは7月16日、株主総会の中で、新たなサステナビリティ・コミットメントを発表した。インディテックスは、ZARAを運営していることで知られる。
まず、2025年までに、全8ブランドで使用しているコットン、リネン、ポリエステルを100%オーガニックもしくはサステナブル、再生素材のものに切り替える。また、レーヨン原料のビスコースでは同目標を2023年に達成する見込み。さらに、2020年までに、ZARA、ZAR HOME、マッシモ・ドゥッティ、Uterqüeではすでに実現しているビニール袋使用廃止を全ブランドに広げる。
ZARAは、環境配慮型商品ラインナップ「JOIN LIFE(ジョイン・ライフ)」を以前から展開しているが、2019年の販売点数目標は前年の2倍に設定。2020年には全衣類販売の25%以上にまで高める。使用済み製品の回収も、現在スペインと中国のみで実施していたが、9月までにパリ、ロンドン、ニューヨークでも実施していく。製品リサイクルでも、マサチューセッツ工科大学(MIT)との提携を拡大し、再生可能エネルギーを活用した上で、コットンや他の繊維のリサイクル手法を開発していく。
【参照ページ】Pablo Isla sets out Inditex's global sustainability commitments
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