電子機器業界サステナビリティ推進機関RBA(責任ある企業同盟)の紛争鉱物フリー推進イニシアチブ「責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)」と、インドでの雲母(マイカ)採掘に児童労働が関与している問題の解決を目指す「責任ある雲母イニシアチブ(Responsible Mica Initiative)」は10月9日、雲母サプライチェーン上の労働環境の改善と児童労働撲滅に向け協働する覚書を締結した。
RMIは、これまで独立第三者監査等、幅広いツールとリソースを提供し、企業のサプライチェーン上のデューデリジェンスを支援してきた。一方、責任ある雲母イニシアチブは、インドにおける雲母サプライチェーン上の児童労働の根絶や労働環境の改善に取り組んできた。
今回の協働の初期フェーズでは、責任ある雲母サプライチェーンの構築に向けたスタンダードを策定する。取り組みの一環として、両イニシアチブは情報やツール、リソースを共有し、サプライチェーン上の人権デューデリジェンスの実施を支援。様々な業界における雲母の利活用を促進する。
【参照ページ】Responsible Mica and Minerals Initiatives Collaborate to End Child Labor and Improve Working Conditions
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