Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】環境NGOのRAN、メガバンク3行が東南アジアの森林破壊関与の大きい3社に多額融資と発表

 国際環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)は1月29日、東南アジアの農業大手3社に対し日本のメガバンクが融資していることを非難するレポートを発表した。

 RANが問題しているのは、インドネシアのシナルマス・グループ、サリム・グループ、ジャーディン・マセソン・グループが出資しているアストラ・インターナショナル傘下のアストラ・アグロ・レスタリの3社。シナルマス・グループは、ゴールデン・アグリ・リソーシズとアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)の2社をグループ内に持つ。RANは、これら3社がパーム油、紙パルプ、天然ゴムのプランテーション開発で、大規模な森林破壊を伴っていると見ている。

 RANは同3社に対し、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3社が、多額の融資をしていると批判。2017年から2019年8月の融資額は、MUFGが4.15億米ドル、SMFGが2.01億米ドル、みずほが4.66億米ドルと算出した。

 RANは、メガバンク3行は、セクタポリシーとして森林破壊に関与する融資は禁止しているとしつつ、今回新規融資が発覚したことを大きく取り上げた。

【参照ページ】プレスリリース:新報告書『森林火災・違法行為とメガバンク』発表〜3メガ、炭素吸収源の熱帯林破壊に加担し「気候危機」を加速〜 (2020/1/29)

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。