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【国際】IOC、2030年以降のオリンピック大会でカーボンニュートラル宣言。大会後の会場使用でも

 国際オリンピック委員会(IOC)は3月4日、2030年以降の夏期オリンピック大会と冬季オリンピック大会で、二酸化炭素ネット排出量をゼロ(カーボンニュートラル)にすると発表した。IOCの理事会で承認された。カーボンオフセットを活用する。

 今回の決定は、2030年以降に開催するオリンピックの開催都市組織委員会に対し、直接及び間接的な排出量を最小化し、残量もオフセットでゼロにすることを義務化。さらにオリンピック大会後も会場利用で二酸化炭素ネット排出量をゼロにすることも義務化する。開催都市の組織委員会との契約文書の中に盛り込むことで、開催都市の法的義務にする。

 さらにIOCは、国連環境計画(UNEP)がアフリカで進める大規模植林計画「グレート・グリーン・ウォール・プロジェクト」に参加。2021年から「オリンピックの森」を作り出していく。他の国際的な各スポーツ団体にも今後参加を呼びかける考えで、詳細は今年後半に発表する。

 2030年までのオリンピックでは、2020年の東京オリンピックでは、再生可能エネルギーの利用を進めるとともに、恒久施設、非恒久施設、大会運営、選手及び関係者の移動に関する二酸化炭素排出量を全量オフセットする。2022年の北京オリンピックでは、再生可能エネルギー100%での大会運営にコミットしている。またIOCは、2024年のパリ・オリンピックを「2020年オリンピック・アジェンダ」を適用の初大会と位置づけ、サステナビリティを大幅に高める。パリ大会では、新規の会場建設を大幅に抑え、2012年のロンドン・オリンピックと比べても、二酸化炭素排出量は半分以下に削減する。

【参照ページ】OLYMPIC GAMES TO BECOME “CLIMATE POSITIVE” FROM 2030

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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