インド財閥マヒンドラ・グループの重工業大手Mahindra Heavy Engines(MHEL)は3月3日、2030年にエネルギー効率を2016年比2倍にすると発表した。当初2041年に達成としていた目標を11年前倒した。
同社は、事業エネルギー効率の倍増を目指す「EP100」の加盟企業。インド企業として初めて、世界全体でも3番目に加盟した。EP100加盟企業の国別数では、インドが9社で最多。
今回同社は、エネルギーマネジメントの改善に向け、技術改善、事業活動や製造工程の変更を含む包括アプローチを採用。消費電力を30%削減した省エネ照明の採用や、エネルギー消費をリアルタイムモニタリングするためのスマートメーター導入した。また、可変電圧可変周波数制御(VFD)の設置や時間制御型の機械等、主な省エネ手法が特定された領域におけるエネルギー監査を実施。生産ライン改善でシフト毎の生産能力が2倍以上になり、エンジン性能試験の所要時間を20分から1.5分に短縮し、性能試験当たりの燃料消費の90%削減に成功したという。
【参照ページ】MAHINDRA HEAVY ENGINES LIMITED DOUBLES ITS ENERGY PRODUCTIVITY WELL AHEAD OF TARGET YEAR
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