
コペンハーゲン大学と米航空宇宙局(NASA)は10月20日、サハラ砂漠南縁部に広がる半乾燥地域サヘル地域には、これまで想像されていたより多くの樹木が存在することをAI解析により明らかにした。1,300万平方km2に180億本の木々があるという。
今回の解析は、コペンハーゲン大学のAIディープラーニング技術と、NASAの衛星画像を組み合わせて実施されたもの。コペンハーゲン大学によると、サハラ砂漠地帯の木々の本数を算出したのは今回が世界初。学術誌「Nature」に論文が掲載された。
今回の発見により、グローバルでのカーボンバジェットについての未確認要素が存在することが明らかになった。通常、気候変動モデルを検討する際には、森林エリアではない地域の木々による影響は考慮されない。
また、西アフリカでの人々の生活に対して、木々がどのように生物多様性や環境システムへ影響を及ぼしているかを明らかにする手がかりにもなる。同大学では、衛星画像を解析して木々の種類を特定し、木を生活の一部として利用している地域コミュニティへの有用なデータ提供も検討しているという。
【参照ページ】Artificial intelligence reveals hundreds of millions of trees in the Sahara
【論文】An unexpectedly large count of trees in the West African Sahara and Sahel
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