世界経済フォーラム(WEF)は3月17日、第4次産業革命に適応した新たな「ものづくり」の新時代を構築するための協議体「グローバル・ライトハウス・ネットワーク」に、グローバル大手企業の15工場が新規加盟したと発表した。同協議体の参加工場は、新型コロナウイルス・パンデミックでも参加工場の93%は、製品生産量を伸ばし、新たな収益源も創出しているという。
【参考】【国際】アリババ等10工場、世界経済フォーラムのニューノーマルものづくり協議体に参画。日本企業は日立のみ(2020年9月16日)
今回新たに加盟した工場は、
- ボッシュ(中国・蘇州市)
- フォックスコン(中国・成都市)
- 青島ビール(中国・青島市)
- ウィストロン(中国・崑山市)
- HP(シンガポール)
- 美的集団(Midea)(中国・仏山市)
- ReNew Power(インド・フブリ市)
- タタ・スチール(インド・ジャムシェドプル市)
- ヘンケル(スペイン・モントルネス市)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン・コンシューマー・ヘルス(スウェーデン・ヘルシングボリ)
- P&G(フランス・アミアン市)
- シーメンス(ドイツ・アンベルク市)
- STAR Refinery(トルコ・イズミル市)
- エリクソン(米国・ルイスビル市)
- P&G(米国・リマ市)
グローバル・ライトハウス・ネットワークは、先進工場に参加資格があり、参加企業間でナレッジを共有し、第4次産業革命型のものづくりを一気に普及させていくことをミッションとしている。今回の追加参加で、参加工場は全体69工場となった。日本企業では、日立製作所の日立工場のみが加盟。また、日本ではGEヘルスケアの日野工場も加盟している。
【参照ページ】Factories of the Future Find Growth and Sustainability Through Digitalization
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