IT世界大手中国テンセントの馬化騰取締役会長兼CEOは4月19日、持続可能な社会的価値イノベーションの分野に第1弾として500億人民元(約8,300億円)の投資を実行すると発表した。また、同社の公共福祉プラットフォームとCSR部門を発展的に解消し、新たに企業開発ビジネスグループ(CDG)の下に、「持続可能な社会的価値」部門を設置した。
同社は、今回のアクションを、2018年に掲げた「930改革」に続く、同社史上4番目の企業改革と位置づけ、「科技向善(善に向けたテクノロジー)」た。500億人民元の投資分野としては、基礎科学、教育革新、農村活性化、カーボンニュートラル、食料、エネルギー、水、公共緊急処置、介護、公共サービスの領域でのデジタル化を中心とした領域を挙げた。
今回同社は、理念、ビジネスモデル、アーキテクチャ、投資の4つの分野で、「持続可能な社会的価値イノベーション」戦略を実装していくことを表明した。理念では、テクノロジー、製品、モデルのイノベーションでの高品質な持続可能性の実現を標榜。ビジネスモデルでは、寄付ではなく、企業のコア技術と事業遂行能力を活用し公共の福祉に応えていくことでのみ持続可能な開発を実現できると語った。アーキテクチャでは、「持続可能な社会的価値」部門を設置を、投資では500億人民元の投資が該当内容となる。
【参照ページ】腾讯发布新蓝图,“可持续社会价值创新”成为核心战略 首期投入 500 亿元助力中国发展新格局
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら