Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【EU】NGO、環境・人権デューデリジェンス規則から天然ゴム対象除外案を批判。欧州委に翻意要請

 国際環境NGO15団体は7月1日、現在EUで制定作業中の環境・人権デューデリジェンス規則から天然ゴムを除外する求めた欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)の動きを批判し、欧州委員会に対し、天然ゴムを同規則の対象に含めるよう求める声明を発表した。

 今回の共同声明に参加したNGOは、マイティ・アース、レインフォレスト・アライアンス(RA)、グリーンピース、ロンドン動物学会(ZSL)等。欧州議会は2020年10月に採択した決議の中で、天然ゴムが森林破壊の主要な要因であると指摘し、2021年2月に欧州委員会も、環境・人権デューデリジェンス規則案の中で、天然ゴムも対象とすることを明言していた。

 しかし、欧州タイヤ・ゴム製造者協会(ETRMA)は、2020年10月に公式声明を発表し、欧州委員会に対し、天然ゴムを同EU規則の対象から外すよう要請。理由としては、天然ゴムの生産国は一部の国に集中しており、当該国の協力がなければ実現が難しいこと。そして供給が途絶える可能性があることを伝えていた。欧州タイヤ・ゴム製造者協会には、ブリヂストン、コンチネンタル、グッドイヤー、ミシュラン、ピレリ等のタイヤ大手を含め4,400社が加盟している。

【参照ページ】Lobby group representing Michelin, Goodyear and Continental pressures EU Commission to exclude rubber from deforestation law
【参照ページ】Due diligence in the supply chain as an instrument to reduce the impact of products placed on the European market with regards to deforestation and forest degradation

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。