独物流大手のドイツポストDHLグループ傘下のDHLエクスプレスは8月3日、米電動航空機スタートアップEviationに、同社の完全電動航空機「Eviation Alice」を12機発注したと発表した。2024年に納品予定。同社のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量)戦略の一環。
Eviationは2015年に創業。Eviation Aliceは、パイロット1人乗りで1,200kgの積載量がある。航続距離は30分以下の充電で815kmを飛行できる。2021年末に初飛行を、2023年から商業フライトを計画している。
ドイツポストDHLグループは、2017年に「2050年カーボンニュートラル」を発表。2021年には、サステナビリティ・ロードマップも発表し、2030年までに総額70億ユーロ(約1兆円)を二酸化炭素排出量削減の分野に投資すると表明している。
【参照ページ】DHL EXPRESS SHAPES FUTURE FOR SUSTAINABLE AVIATION WITH THE ORDER OF FIRST-EVER ALL-ELECTRIC CARGO PLANES FROM EVIATION
【画像】DHL
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