消費財世界大手英ユニリーバは9月21日、サプライヤーの二酸化炭素排出量を2030年までに50%減とする新たなプログラム「ユニリーバ・クライメイト・プロミス」を発表した。排出量に基づき重点サプライヤーを300社特定し、達成を支援する。
同社は2020年6月、スコープ3を含めた2039年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を宣言。今回のプログラムを、同目標達成に向けたアクションの一つ。賛同するサプライヤーには、進捗状況を公表し、ユニリーバにもデータを共有することが求められる。
【参考】【国際】ユニリーバ、気候変動・水・リジェネラティブ農業で新目標設定。2039年カーボンニュートラル(2020年6月17日)
同社は今回、二酸化炭素排出量の多いサプライヤーに重点的に対処していく方針を強調。同プログラムに参加してもらうことで、実践的な指導、ツール、リソースへのアクセス提供していく。同社はのサプライヤー総数は56,000社。
同プログラムは段階的に対象を拡大し、2022年には約40社からスタート。2023年以降に300社にまで広げていく。300社の選定は、すでに排出量等に基づきリストアップされている。
【参照ページ】Working with suppliers to beat the clock on climate change
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