
仏再生プラスチック・ベンチャーCarbiosは3月10日、同社開発の酵素ケミカルリサイクル技術「C-ZYME」の最終技術検証フェーズが完了し、有用性が確認されたと発表した。
同アクションは、Carbiosとフランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)と共同出資で展開する廃棄プラスチックとPET繊維のケミカルリサイクルプロジェクト「CE-PET」の一環。検証は、バイオ技術推進官民コンソーシアム仏トゥールーズ・ホワイト・バイオテクノロジー(TWB)と協働で進めている。
世界のポリエチレンテレフタレート(PET)の生産量は年間約9,000万tで、その3分の2以上が繊維製造に使用されている。繊維廃棄物のリサイクル率13%程度で、詰め物、断熱材、ぼろ布等へのダウンサイクルが主流で、サーキュラー性が高いと言えない。
同社は、酵素技術のみで、着色済み繊維廃棄物から白色のリサイクル再生PET(rPET)繊維へのケミカルリサイクルの実証に成功。2020年11月には、繊維廃棄物から透明のサイクル再生PET(rPET)の製造も行っており、食品との接触検証テストにも合格した。
【参考】【フランス】Carbios、アパレル・ポリエステル廃棄物からPETを生成するケミカルリサイクル技術開発に成功 (2020年11月25日)
【参考】【フランス】Carbios、酵素ケミカルリサイクルで食品グレードのPET開発に成功。世界初 2021/06/26
EUでは、2025年1月1日から、繊維廃棄物の分別回収が義務化予定。サーキュラーエコノミーへの移行に向け、同社技術の拡大に期待が寄せられる。
【参照ページ】Carbios takes textile circularity a step further with its enzymatic recycling technology
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