G7保健相会合は5月20日、「パンデミックへの備えに関するG7合意」を採択した。将来のパンデミックに備えた対策を強化する。
まず、薬剤耐性(AMR)対策をすすめることにコミット。抗生物質に耐性を持つ細菌による脅威を認識し、新しい抗生物質の研究や試験への資金提供を製薬会社痘に奨励する市場インセンティブオプションも幅広く検討した。
また、人、動・植物、環境のつながりを考慮した「ワンヘルス・アプローチ」の導入を支援。新たな健康脅威を特定し、懸念される新しい変異体の検出能力を向上していくことも掲げた。また、気候変動と健康に焦点を当て、二酸化炭素排出量の削減と健康と福祉の向上をリードすることも確認した。
気候変動では、2050年までに気候変動に左右されない保健システムを構築し、世界中の国々を支援することも約束した。
【参照ページ】2022年G7保健大臣会合が開催されました
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