Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】ICMM、尾鉱ダム対策で尾鉱削減ロードマップ発表。ソリューション分野を5つ特定

 国際金属・鉱業評議会(ICMM)は9月22日、尾鉱ダムの原因となる尾鉱を大幅に削減するためのロードマップを発表した。長期的に尾鉱を無くす可能性を研究するため、サプライヤーや学界を含む技術者と協力する。

 今回の発表では、短期、中期、長期の削減目標を設定し、尾鉱を大幅に削減、または排出しない可能性のある技術分野を5つ特定した。削減目標の達成には技術的なイノベーションが重要となるため、今後主要なステークホルダーと新技術の研究を進める。

 5つの分野は、尾鉱の排出を軽減する採掘プロセス・モデルを研究する精密地質学と精密採掘、健全な尾鉱生成の精密分別、抽出鉱物の回収効率を上げる原位置回収技術、尾鉱の価値資源化を挙げた。

 ICMMは、5年以内の短期目標として、尾鉱ダムの設計、運用、閉鎖のための運用を強化し、10年以内の中期目標では、脱水処理等の尾鉱自体の能力を強化する。15年以上の長期目標として、尾鉱の発生を大幅削減または撲滅するために、鉱物抽出の代替方法を調査・特定する。

【参照ページ】ICMM Publishes Tailings Reduction Roadmap as Part of Broader Innovation Initiative to Develop Solutions to Significantly Reduce Tailings Waste from Mining and Metals Processing

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。