【韓国】山林庁、国内の森林マネジメントへの資金動員でVerraと協定。ボランタリークレジット制度活用

　韓国農林水産食品部山林庁（KFS）と韓国SKフォレストは11月14日、国連気候変動枠組条約第27回シャルム・エル・シェイク締約国会議（COP27）の場で、韓国の林業で、VerraのVCS認証を活用したボランタリークレジット創出を促す協定をVerraと締結したと発表した。

　今回の協定に基づき、Verraは、山林庁に対し、研修や技術的知見等のキャパシティビルディング支援を無償で提供。山林庁は、VCS認証の発行を通じ、韓国国内の林業に国際的な資金を呼び込む。

　また山林庁は、韓国政府のデータとシステムをVerraに提供。Verraは、このデータを活用し、VCS認証のメソドロジー、検証、登録を容易にできるよう整合させるための支援も行う。SKフェレスとは、技術支援と分析を担当する。

【参照ページ】Verra Signs Agreement To Support Scaling Of Forestry Finance

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所