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【アメリカ】SEC、「80%投資方針ルール」採択。ファンド名と実態の一致を義務化

 米証券取引委員会(SEC)は9月20日、投資会社法の「名称ルール」の改正を採択。ファンド名と一致する運用方針で運用されているアセットが、ポートフォリオ全体の80%以上を占めることを義務化する「80%投資方針」ルールを制定した。

 同ルールでは、「グロース」や「バリュー」等のアセットクラスを指す用語や、ESGに関する投資手法に関する用語が対象となる。「サステナブル」「グリーン」「社会的投資」「インパクト」等も対象となることを例示。「グリーンウォッシュを避けるため」と背景を説明した。

 同改正は、連邦官報に掲載されてから60日後に発効する。運用純資産が10億米ドル以上のファンドは24ヶ月以内に、純資産が10億米ドル未満のファンドは30ヶ月以内に同ルールの遵守が義務化される。この改正を遵守しなければならない。

 SECはさらに、ファンド名に用いる用語に関し、目論見書や法定の「Form N-PORT」での報告についても追加要件を定めていく考え。

【参照ページ】SEC Adopts Rule Enhancements to Prevent Misleading or Deceptive Investment Fund Names

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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