Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
【2026年2月末まで】有料記事体験キャンペーンを実施中!詳細はこちら。

【国際】カーボンクレジット、2050年に238米ドル水準へ。BNEF予測。信頼性がカギ

 英エネルギーデータ大手ブルームバーグNEF(BNEF)は2月6日、「長期カーボンオフセット見通し2024」を発行。カーボンクレジット市場は、各企業のカーボンニュートラル目標達成年が近づくに連れ急上昇し、2050年には1t当たり238米ドル(約35,000円)に達すると見立てた。

 同調査では、将来のカーボンクレジット価格について、将来の市場構造と需要に応じた3つのシナリオを開設している。「高品質シナリオ」では、オフセット市場におけるインテグリティの問題が解決され、価格が高くても需要が続く「弾力性の低い」状況になると想定した。「ボランタリー市場シナリオ」では、インテグリティの問題は解決されず、企業の需要は弾力性が高くなる。「除去シナリオ」では、企業は除去プロジェクトからのカーボンクレジットしか購入できなくなり、供給が大幅に減少し需給がタイトになるシナリオ。

(出所)BNEF

 高品質シナリオでは、価格は初期には低く、2030年には1t当たり20米ドル程度だが、ネットゼロ目標のマイルストーン年が近づくにつれて急速に上昇し始め、2050年には同238ドルに達する見込み。この時点で市場は年間1兆1,000億米ドル規模となる

 ボランタリー市場シナリオでは、2030年に同13米ドル程度、2050年でも14米ドル程度にしかならない。但し、低品質のクレジットが蔓延している状況で、ウォッシュとの批判も噴出している状況となる。市場規模は年間340億米ドルにとどまる。

 除去シナリオでは、価格は2030年に同146米ドル、2050年には同172米ドルに達する。市場規模は、2050年に年間8,840億米ドルに到達する。

 カーボンクレジット市場では、信頼性が大きな課題となっており、今回BNEFは、Integrity Council on Voluntary Carbon Markets(ICVCM)等のイニシアチブや、米商品先物取引委員会(FTC)等の規制当局による新ガイダンスが重要になるとの見方を示した。この場合、カーボンクレジットは、純粋に他の削減手段とのコスト比較で検討されるようになり、購入が進むと見通した。

【参照ページ】Carbon Credits Face Biggest Test Yet, Could Reach $238/Ton in 2050, According to BloombergNEF Report

今なら無料会員にご登録いただくだけで、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

有料記事体験キャンペーンの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。