
化学世界大手オランダのアクゾノーベルは3月13日、2023年末に中南米の同社全19拠点で100%再生可能エネルギー電力への転換を完了したと発表した。
同社は、2030年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体での二酸化炭素排出量を2018年比50%削減することを目標として掲げている。同社はすでに、2023年初頭に北米、2022年初頭に欧州でも100%再生可能エネルギー電力への転換を達成済み。
同社は、2023年末までに、グローバル82拠点で再生可能エネルギー電力への転換を完了し、31拠点では太陽光発電での自家発電も実施している。社外調達電力については、電源証明付きの再生可能エネルギー電力を購入している。
中南米拠点では、ブラジル・レシフェの装飾用塗料工場に太陽光発電パネルを1,580枚設置し、電力需要の30%以上を供給。コロンビア・リオネグロの塗料・コーティング工場にも4,640枚設置し、同様に24%を賄っている。
【参照ページ】AkzoNobel using 100% renewable electricity in Latin America
【画像】AkzoNobel
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