
科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は5月9日、企業版ネットゼロ・スタンダードの大規模改訂に向けたプロセスを発表した。第2版の完成を2025年末に予定し、2026年以降に導入する計画となっている。
SBTiは今回、ネットゼロ・スタンダードの改訂は、SBTi基準開発のための標準作業手順書(SOP)に基づくものであると説明。SOPでは、基準を2年から5年毎に行うよう規定している。規格改訂では、ステークホルダーが適切にフィードバックできるよう、プロジェクト・フィードバック・フォームも公開した。
同機関は今回、改訂で重視する4つの柱を示した。
- 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)や国連事務総長の非国家主体のネットゼロ・エミッション・コミットメントに関するハイレベル専門家グループ(HLEG)等の最新の科学的な考え方やベストプラクティスとの整合性確保
- スコープ3の目標設定と実施に関する課題への対処(環境属性証書(EAC)の有効性評価も含む)
- 継続的改善と目標達成の統合
- 他のSBTiスタンダードや関連する外部フレームワークや基準との相互運用性の向上
【参考】【国際】国連専門家グループ、カーボンニュートラル宣言要件を提言。グリーンウォッシュ防止(2022年11月10日)
環境属性証書(EAC)の有効性評価については、別途切り出し、エビデンスの公募を2023年に実施。それを受け、企業版ネットゼロ・スタンダードの改定作業に反映させる。
【参照ページ】SBTi releases plans for the Corporate Net-Zero Standard major revision
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