
仏再生プラスチック・ベンチャーCarbiosと仏繊維廃棄物リサイクルNouvelles Fibres Textilesは7月25日、アパレル廃棄物のケミカルリサイクルに向けたバリューチェーン構築で覚書を締結したと発表した。
Carbiosは現在、フランスのロングラヴィルに世界初のPETの酵素型バイオケミカルリサイクル工場を建設中。Nouvelles Fibres Textilesが、フランス国内のアパレル由来ポリエステル繊維を同工場に供給し、Carbiosの酵素ケミカルリサイクル技術を用いてポリエステルを分子還元した後、再度PET素材を生産する。2026年に供給を開始し、最初の5年では年間で5,000tのリサイクルを予定している。
Nouvelles Fibres Textilesは2023年11月、量産前段階のアパレル繊維リサイクル研究施設を建設済み。同施設では、アンドリッツ・ラロッシュ、ペランST、シナジーTLC、ティサージュ・ド・シャルリュー・グループ等が協力し、アパレル廃棄物の自動分別や、ボタン、ジッパー、ワッペン等の付属物の除去を行うラインを構築している。現在の処理量は年量1,000t。2026年には20,000tから30,000tの量産ライン建設を計画している。
EUでは、2025年1月1日からEU加盟国でのアパレル廃棄物の分別収集が義務化。またEU繊維戦略により、2030年までに繊維製品の大部分を再生繊維で生産した上で、焼却と埋め立てを最小限に抑えることを目指している。さらにフランス国内では、仏生態系移行庁(ADEME)が主導し、サーキュラーエコノミー形成推進法(AGEC)や気候変動対策・レジリエンス強化法が制定され、繊維リサイクルを後押しする動きが加速している。
【参照ページ】CARBIOS and Nouvelles Fibres Textiles cooperate to develop the French polyester textile recycling industry
【画像】CARBIOS
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