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【イギリス】CCEP、糖質含有廃水からの発電装置スタートアップに出資。自社導入目指す

 欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)は8月7日、同社のコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)を通じ、英燃料電池スタートアップ「パイプライン・オーガニクス」に出資したと発表した。パイプライン・オーガニクスは、糖質を多く含む廃水を低炭素電力に変換する新しい燃料電池を開発している。

 今回の出資は、パイプライン・オーガニクスが実施した出資ラウンドに応えたもので、CCEPが同ラウンドのリードインベスターとなり、英政府系投資機関イノベートUKの投資家パートナーシップ・プログラムが追加出資した。出資額は150万ポンド(約3億円)以上。

 同社はすでに2023年時点で再生可能エネルギー電力比率が73%と高くなっているが、さらに廃水を活用したオンサイト発電も目指す。パイプライン・オーガニクスの研究では、太陽光発電550Wよりも年間発電量の多いレンガサイズのユニットが開発されている。サイズが小さいため、廃水プラントに導入しやすく。食品・飲料製造現場や廃水処理施設の電力として活用が期待されている。

 CCEPは、今回の出資を通じ、2025年末までに最初の商業製品が発売されることを期待。欧州中の清涼飲料製造現場に導入したい考え。

【参照ページ】Pipeline Organics

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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