
機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は、6月から数ヶ月間で90の機関投資家が新規加盟した。米国大手の運用会社が共和党のプレッシャーを受け脱退が相次ぐ中、世界全体では加盟機関が増えている。
【参考】【アメリカ】複数運用会社、CA100+から脱退。米連邦下院からの圧力受け。個別対話は継続意向(2024年8月14日)
新規加盟機関の国別内訳は、スイス15、英国14、オーストラリア10、フランス7、カナダ5、米国5、日本4、ドイツ、イタリア、オランダ3、ブラジル、中国、香港、インド、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ2等。欧州勢で52を占める。
反対に過去1年間で脱退した機関は45。そのうち米国の運用会社が大半を占める。また企業買収や事業停止等により29機関が加盟機関から姿を消している。結果、国別加盟機関では英国が米国を上回った。
【参照ページ】INVESTOR SIGNATORIES
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