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【国際】CBI、気候変動適応・レジリエンスでタクソノミー策定。IFCやIDB、OECD等と協働で

 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は11月1日、気候変動適応及びレジリエンス分野のグリーンボンド等の資金使途を定めた「気候債券レジリエンス・タクソノミー(CBRT)」の初版を発行した。

 今回発行したCBRTは、気候変動適応分野へのファイナンスが大きく拡大しない理由の一つとして、定義が明確でないことにあると着想。世界銀行、国際金融公社(IFC)、米州開発銀行(IDB)、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、経済協力開発機構(OECD)、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、UN Women、国連防災機関(UNDRR)、グローバル・レジリエンス・パートナーシップ、IIGCC、保険開発フォーラム、インベスコ、ゴールドスタンダード等を招聘し、レジリエンス・タクソノミー・アドバイザー・グループを結成。同タクソノミーの開発を始めていた。

 同タクソノミーは、まず、「マルチステークホルダー・アプローチ」「グローバル適用可能性」「ユーザビリティと明確さ」「粒度」「動的」「科学的根拠に基づく」「システミックかつマルチセクター」の7つの原則を設定。また、国債までを含めた債券全体での使用を念頭に開発された。

 実際に策定されたCBRTでは、「インフラ」「食料システム」「都市」「社会システム」「健康システム」「自然システム」「商工業レジリエンス」の7分野で全部で65のサブセクターが特定された。またDNSH(著しい害なし)原則も採用された。

【参照ページ】A Blueprint for Green Transition and Resilience: Highlights from Climate Bonds CONNECT 2024 in New York

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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