
アパレル世界大手仏ケリングは11月1日、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から、FLAG目標を含む1.5℃目標とネットゼロ・スタンダードの双方で目標承認を得たと発表した。
今回の発表では、短期目標として2033年までにスコープ1と2で2022年比54.6%削減、スコープ3で同54.6%削減し、FLAGでは同39.4%削減する。また、主要な森林破壊に関連するコモディティ全体で森林破壊をゼロに維持することにもコミットした。
長期目標では、スコープ1、2、3で2050年までに2022年比90%削減し、FLAGでは同72%削減する。
再生可能エネルギー電力の比率は、現在の89%からさらに高め、省エネにも注力。またスコープ3の削減では、世界中のサプライヤーに向け「クライメート・コネクト」プログラムを開始。サプライヤーからの排出データの収集、削減に向けた共同策定行動計画、サプライヤーの継続的なスキルアップを柱に据えた。素材では、低排出、再生可能、再生原材料の比率をさらに高めていく。
【参照ページ】Kering sets verified science-based Net-Zero emissions target
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