自動車世界大手米GMは12月10日、自動運転子会社クルーズでの自動運転タクシー(ロボタクシー)専用車両開発を中止したと発表した。個人向け車両での完全自動運転に向けた高度運転支援システムの開発に注力する。
同社は7月に、自動運転タクシー専用車両「クルーズ・オリジン」の開発を無期限凍結し、リソースを電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」を使った自動運転タクシー開発に投入すると発表していたが、今回自動運転タクシー事業そのものを中止する。クルーズの出資比率を、現在の約90%から97%以上にまで引き上げ、クルーズとGMの技術チームを統合する予定。
【参考】【アメリカ】GM、無人タクシー車両「オリジン」開発を無期限凍結。EVシボレー・ボルトにシフト(2024年7月28日)
個人車両向け高度運転支援システムは、ハンズオフ・アイズオン運転機能「Super Cruise」を基盤に開発を進める。同機能は、すでに同社20車種以上に搭載されている。
【参照ページ】GM to refocus autonomous driving development on personal vehicles
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