
アサヒグループホールディングス傘下のアサヒグループ食品は1月31日、酵母細胞壁の機能解明のため、オランダ食品・健康研究NIZO Food Researchが主導する「食用微生物コンソーシアム」に参画したと発表した。
食用微生物コンソーシアムは、NIZO Food Researchが2024年6月に発足したイニシアチブ。土地利用変化や温室効果ガス排出量が少なく、食品原料として期待できる酵母、菌類、藻類等の微生物のバイオマスに着目し、食物繊維やたんぱく質が豊富な細胞壁に焦点を当てている。アサヒグループ欧州法人の他に、ABbiotek Health、CARBOGEN AMCIS、Aerbio、MatTek Life Sciences、Infinite Roots、TERACELL、Yeastup、AlgaSpringの8社、ヴァーヘニンゲン大学(WUR)やオランダ政府等が参画している。
アサヒグループ食品は、酵母エキス製造過程で得られる副産物のパン酵母を由来とした酵母細胞壁を有効に活用する機能性研究を行ってきた。2024年5月の第78回日本栄養・食糧学会大会では、乾燥ビール酵母とパン酵母由来の酵母細胞壁の腸内環境改善効果を確認。同年8月には日本食品化学工学会の第71回大会で酵母細胞壁と有胞子性乳酸菌の組み合わせで、腸内環境を改善する効果を確認したと発表している。今回、食用微生物コンソーシアムへの参画を通じ、乾燥酵母や酵母細胞壁が持つ食物繊維やたんぱく質の新たな機能性を探求する。
【参照ページ】次世代の食物繊維・たんぱく質開発を目指す 「食用微生物コンソーシアム」に参画 オランダNIZO社と協働で酵母細胞壁の新たな機能性を探求
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