
化学世界大手英リンデは6月23日、米CFインダストリーズ、JERA、三井物産の3者によるブルーアンモニア製造共同事業「ブルーポイント・ナンバーワン」との間で、産業用ガス供給の長期契約を締結したと発表した。
今回の発表では、ブルー・ポイントが米ルイジアナ州に保有する工場内に、CFインダストリーズがブルーアンモニア製造施設を建設。外部からの熱供給を必要としない自己熱改質(ATR)方式により天然ガスを改質してブルー水素を生産。その後、窒素と反応させ、ブルーアンモニアを製造する。生産能力は世界最大級の年間約140万t。製造過程で発生した二酸化炭素は、炭素回収・貯留(CCS)し、アンモニア生産から発生する温室効果ガス排出量の95%以上を削減する。
【参考】【アメリカ】CF、JERA、三井物産、世界最大級ブルーアンモニア製造に最終投資決定。年間140万トン(2025年4月14日)
今回の発表では、リンデが同施設内に世界最大規模の空気分離装置(ASU)を設置し、酸素と窒素を供給する。これまでテキサス州やカナダでATR方式のプラントにASUを提供しており、リンデにとって今回で3基目となる。総投資額は4億米ドル(約580億円)以上。同社は米国メキシコ湾岸地域に複数の産業用ガス生産施設を展開しており、本設備はルイジアナ州南東部のミシシッピ川流域で最大規模のASUとなる。
【参照ページ】Linde Signs Long-Term Agreement to Supply Industrial Gases to World-Scale Low-Carbon Ammonia Facility in Louisiana
無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。
無料登録してチケットを受け取る
【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら
または
有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化
- 2000本近い最新有料記事が読み放題
- 有料会員継続率98%の高い満足度
- 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する