
独物流大手ドイツポストDHLグループ傘下のDHLグローバルフォワーディングは9月17日、ドイツ消費財大手ヘンケルとの連携を拡大し、持続可能な船舶燃料(SMF)の利用を拡大すると発表した。サプライチェーンのカーボンニュートラル化に向けた取り組みを加速する。
両社は、以前から、輸送手段の最適化や貨物の混載等を通じた温室効果ガス排出量の削減で協業。2024年からは、ヘンケルの貨物輸送の一部に対し、SMFを導入するパイロット運用を開始している。
今回の発表では、DHLグローバルフォワーディングは、ヘンケルの海上貨物量の大部分(約9,000TEU)に対して、同社のGoGreen Plusサービスを適用。具体的には、船舶会社がDHLグローバル・フォワーディングに代わって、廃棄物や残留物を原料とするSMFを活用する。その後、DHLグローバル・フォワーディングは、その結果として生じる排出削減量をブック&クレーム方式を通じてヘンケルに配分する。ブック&クレーム方式を採用することで、ヘンケルの貨物がSMFを使用して物理的に輸送されていない場合でも環境価値を配分することが可能となる。
今回のアクションより、従来の船舶燃料と比較して、主要航路における温室効果ガス排出量を約85%削減することが可能。燃料生産から航行まで(Well-to-Wake)ベースで、約4,700tの温室効果ガスを削減できる。削減量に関してはスイス認証機関大手SGSが検証する。
【参照ページ】DHL cooperates with Henkel to enhance the use of Sustainable Marine Fuel
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