
インド内閣は6月19日、インフラ開発補助金制度「VGF(バイアビリティ・ギャップ・ファンディング)」スキームで、洋上風力発電を対象に加えることを承認した。
VGFは、インド政府の補助金制度で、特定のインフラ開発プロジェクトを対象に、開発コストのうち通常20%、最大40%を政府が補助するというもの。これにより、現時点では単独では経済性を満たさないものの、社会に必要なプロジェクトを後押しする狙いがある。
今回の承認では、洋上風力発電プロジェクトに関し、グジャラート州の案件が500MW、タミル・ナードゥ州の案件が500MW、合計1GWの設置・試運転に対し、685.3億ルピー(約130億円)、洋上風力発電プロジェクトの物流要件を満たすための2つの港のアップグレードに対し60億ルピー(約11億円)の補助金が組まれた。
発電所そのものの建設は民間事業者が担当するが、洋上変電所等の付帯設備はパワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディア(PGCIL)が建設する。州政府傘下の小売・配電公社(DISCOM)を通じて、売電される。
今回の決定に関し、インド政府に洋上風力発電へのVGF適用を2022年から要請してきた、世界風力会議及びインド洋上風力発電ワーキンググループは歓迎の意を表明。
インド政府は、国連気候変動枠組条約第26回グラスゴー締約国会議(COP26)の場で、2030年までにクリーンエネルギーの設備容量を増大させ、エネルギー需要の50%を再生可能エネルギーで賄うと発表している。
【参照ページ】Cabinet approves Viability Gap Funding (VGF) scheme for implementation of Offshore Wind Energy Projects
【参照ページ】India sets course for new era of wind energy with Viability Gap Funding approval for offshore wind
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