
EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)は12月17日、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づき、非上場中小企業向けのボランタリー・サステナビリティ報告基準(VSME)を発表した。
EFRAGは、2024年2月にVSMEの原案を発表し、5月21日までパブリックコメントを募集。最終案が、EFRAGのサステナビリティ報告テクニカル専門家グループ(EFRAG SR TEG)が10月22日に、同サステナビリティ報告理事会(EFRAG SRB)が11月13日に承認し、今回最終発行された。
VSMEは、2023年9月に欧州委員会が採択した「中小企業救済パッケージ」に基づき、非上場中小企業がサステナブルファイナンスからの資金調達を促進できるよう自主的な基準として策定されている。
同基準は、セクター横断の基準として策定され、基本モジュールと包括モジュールで公正。
基本モジュール
- B1 - 準備の基礎
- B2 - より持続可能な経済への移行のための実践、方針、今後のイニシアチブ
- B3 - エネルギーおよび温室効果ガス排出量
- B4 - 大気汚染、水質汚染、土壌汚染
- B5 - 生物多様性
- B6 - 水
- B7 - 資源利用、サーキュラーエコノミー、廃棄物管理
- B8 - 従業員(一般的特徴)
- B9 - 従業員(健康・安全衛生)
- B10 - 従業員(報酬、団体交渉、研修)
- B11 - 腐敗・贈収賄の前科及び罰金
包括モジュール
- C1 - 戦略:ビジネスモデルとサステナビリティ持続可能性-関連イニシアチブ
- C2 - より持続可能な経済への移行のための実践、方針、今後のイニシアチブの記述
- C3 - 温室効果ガス削減目標と気候変動(スコープ3は推奨)
- C4 - 気候変動リスク
- C5 - 追加的な(一般的な)従業員の特徴
- C6 - 追加的な自社の従業員情報-人権に関する方針とプロセス
- C7 - 人権に関する重大なネガティブ・インシデント
- C8 - 特定のセクターからの収益とEUの参考ベンチマークからの除外
- C9 - ガバナンス機関におけるジェンダー・ダイバシティ比率
EFRAGは今後、VSMEを補完するために、一連のデジタル・オンライン・ツール、追加ガイダンス、補足資料を提供していく考え。またセクター事の補足ガイダンスを策定する可能性も示唆した。
【参照ページ】EFRAG releases the Voluntary Sustainability Reporting Standard for non-listed SMEs (VSME)
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