
三菱商事は8月4日、水産世界大手タイのタイ・ユニオンの持分法適用会社化を発表した。株式公開買付により、出資比率を現在の6.19%から20%にまで引き上げる。出資額は約300億円。
タイ・ユニオンは、マグロカツオ類を原料としたツナ缶詰やウェットペットフードの加工・販売では世界トップシェアを誇る。また、サーモンやエビの冷凍水産品も主力製品としている。三菱商事は1991年にタイ・ユニオンに初めて出資し、協業を進めてきた。
三菱商事は今回の決定の背景について、世界の人口増加や、経済発展に伴う消費者の嗜好の変化を背景に、水産物の需要は世界的に拡大していると説明。特に、マグロカツオ類に関しては、厳格な資源管理により水産資源量が安定的かつ豊富に維持されていると評価した。
【参照ページ】大手総合水産加工会社Thai Union Groupとの資本業務提携及び株式追加取得
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