
全国農業協同組合連合会(JA全農)と日本ハムは3月26日、持続可能な国内畜産業の実現を目指した「JA全農・日本ハム共創プロジェクト」のモデル事業として、両社の流通段階における段ボールのサーキュラーエコノミー推進を目的とした「ダブル・クローズド・ループ・リサイクル」を開始した。
古紙を主原料として製造される段ボールは、以前からマテリアルリサイクルの仕組が確立している。一方、近年は、アジア圏を中心に古紙パルプ製造設備や製紙工場の新設・稼働が相次ぎ、世界的に古紙原料の需要が高まっていることを受け、日本国内でも古紙輸出の増加による国内古紙資源の減少が懸念されている。
そこで、JA全農は、国内古紙循環の仕組みを維持することを目的とし、2022年に青果物用段ボールにおけるクローズド・ループ・リサイクルを開始。今回、日本ハムも加わることとなった。
ダブル・クローズド・ループ・リサイクルでは、両者から排出される畜産・加工食品用の使用済み段ボールを回収し、再び同じ用途の段ボール原料に戻し、両社流通段階にて再利用する。JA全農と日本ハムは、畜産・加工食品用段ボールでの国内古紙循環率100%達成を目標にする。
JA全農と日本ハムが協働している「JA全農・日本ハム共創プロジェクト」は2024年7月9日に事業連携協定を締結。目下、国内畜産業の持続可能性の追求、次世代畜産業モデルの確立、畜産たんぱく質の安定供給、両者事業の共創の4つを軸に検討を進めている。
【参照ページ】畜産・加工食品用段ボールの循環型リサイクル共創モデル 「ダブル・クローズド・ループ・リサイクル」をスタート ~「JA全農・日本ハム共創プロジェクト」の取り組みとして~
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