
サントリーホールディングスは10月25日、英国スコットランドで、泥炭地と水源保全活動「Peatland Water Sanctuary」を11月から開始すると発表した。2030年までに400万米ドル(約4.5億円)以上を拠出し、泥炭地13km2と水源を保全。さらに2040年までに同グループで使用する泥炭の2倍の泥炭を創出する泥炭地保全を目指す。
同社は、2003年、水源涵養活動「天然水の森」を日本で開始し、全国15都府県21ヵ所約120km2で展開。アメリカ、インド等へも水保全活動を拡大している。
今回対象となるスコットランドでは、ボウモア蒸溜所やラフロイグ蒸溜所等、蒸溜所を複数保有。スコットランドでは、湿原はウイスキーづくりに良い水を育むと言われており、湿原に堆積した泥炭は、ウイスキーの原料である麦芽を乾燥させる原料「ピート」となる。
同社は、土地開発や過度な商業用採掘等で、近年湿原が本来の姿を失いつつあると指摘。長期的に持続可能なウイスキー生産を行うには、泥炭地保全が重要だと語った。具体的には、開発や採掘のために排水されて乾燥化した泥炭地の水位を上げ、湿潤な状態に回復。泥炭の堆積を促すとともに、泥炭湿原ならではの植生を回復させる。
同アクションは、水品質、保水機能向上、生物多様性保全に寄与する他、泥炭地は炭素を蓄える機能があるため、二酸化炭素排出量削減にもつながると強調。アードモア蒸溜所周辺地域約15万m2を対象に、スコットランド森林土地局およびジェームズ・ハットン研究所と協働し、泥炭地復元活動を進める。
【参照ページ】スコットランドでの泥炭地および水源保全活動「Peatland Water Sanctuary」を開始
【画像】サントリー
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