アメリカの経営・セキュリティに関するITソリューション会社CA Technologiesが、国連グローバル・コンパクト・ストック・インデックス(以下、GC100)の優良企業100社とDow Jones Sustainability World Indexに選出された。
GC100は、「企業の社会的責任に関する10の原則」を支持すると共に、基礎的な収益性を確保する企業が選出される。Dow Jones Sustainability World Indexも同じく、企業の社会的責任に対する取り組みを社会、経済、環境、持続可能性の面から評価し、基準を満たした企業が選出される。この2つのインデックスへの選出は、投資を受ける際に有利に働くという。実際に、GC100の選出企業は過去1年、平均して20%を超える成長を見せているとのことだ。
一般に、投資判断においては、収益性や売上に注目が集まることが多い。一方で、サステナビリティ指標の高い企業が成長速度が速いという点は非常に興味深い。日本ではCSR活動と企業価値の連関性に疑問を呈されることが多いが、アメリカでは財務指標の向上のために意味のあるサステナビリティを実行する企業が多い。そのため、サステナビリティの向上が財務指標の改善に寄与し、最終的に企業価値の上昇に結びつくストーリーが成り立ちやすい。企業価値を上げるために、アメリカの企業が何を取り組みんでいるのかは、サステナビリティレポートから垣間見ることもできる。
【企業サイト】CA Technologies
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら