産業界、学術界、政府、NGOなどの各界から企業倫理において最も影響力を持つ100人が選出された。
企業倫理の向上に取り組む米国の経営コンサルティング会社、Ethisphere Instituteは12月4日、今年度の”100 Most Influential People in Business Ethics Ranking”(企業倫理において最も影響力のある100人)を発表した。同ランキングは企業倫理、コンプライアンスの世界で特に重要な影響をもたらした個人を表彰するもので、2007年の開始以降、今年で8度目となる。
Ethisphere PublisherのStefan Linssen氏は「2014年度のビジネス倫理における最も影響力のある100人は、企業、学術界、政府、NGOなど立場に関わらず、素晴らしい基準を与えてくれた。企業や個人の法律違反やスキャンダルに関するメディアの報道はとどまることがないが、このリストは企業の倫理と高潔さを高めるために努力している人々を賞賛するものだ」と語った。
同ランキングはAcademics、Business Leadership、Government & Regulatory、 Corporate Culture、Design & Sustainability、Philanthropy、 Media & Whistleblowers、 Non-Government Organization、Thought Leadershipという9つのカテゴリに分けられている。
今年度のランキングには、Transparency Internationalの会長José Ugaz氏、Ford Motor Companyの会長William (Bill) Clay Ford, Jr.氏、SEC(証券取引委員会)の会長Mary Jo White氏、Royal Dutch Shell Groupの元会長Sir Mark Moody-Stuart氏などが選出されている。
昨今では法規制の強化やNGOからの監視強化、消費者意識の向上などに伴い企業倫理の重要性が高まってきている。同ランキングではノミネートされた人物ごとに、なぜその人物が表彰されたのか、その選出理由も記載されているので、企業倫理におけるベストプラクティスを知りたい方はぜひ下記サイトを参考にしてほしい。
【ランキング】100 Most Influential in Business Ethics
【企業サイト】Ethisphere Institute
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