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【日本】YKK AP、札幌で建材一体型太陽光発電の実証開始。エネコートテクノロジーズ製

【日本】YKK AP、札幌で建材一体型太陽光発電の実証開始。エネコートテクノロジーズ製 2

 YKK傘下のYKK APは3月2日、エネコートテクノロジーズ製のペロブスカイト太陽電池を用いた建材一体型太陽光発電(BIPV)の実証実験を開始したと発表した。

【参考】【日本】YKK AP、ペロブスカイト太陽電池活用の建材一体型太陽光発電を羽田で開始(2025年5月1日)

 エネコートテクノロジーズは、2018年1月設立の京都大学発スタートアップ企業。ペロブスカイト太陽電池を開発している。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池の開発」にも採択されている。また、2025年には、同社の共同創業者であり最高技術顧問の若宮淳志教授の研究チームが、鉛の代わりに環境負荷の低い錫を用いたペロブスカイト太陽電池の新製法も開発している。

 今回の実証では、エネコートテクノロジーズが開発した高品質デバイス材料を用いて、将来の量産を見越し、大面積生産技術等の新規技術や製造ノウハウを投入しペロブスカイト太陽電池を製造。YKK APは当該太陽電池を用いたBIPV内窓を開発している。

 今回の実証場所は、札幌市役所本庁舎の19階展望回廊南側通路の内窓2面。幅450mm、高さ370mmのフィルム型ペロブスカイト太陽電池を内窓1枚につき3枚を使用している。YKK APが全体のとりまとめを担当。また電気配線工事及び養生は西松建設が担当する。実証期間は2026年3月2日から2027年1月。

 YKK APは2025年、札幌市と建材一体型太陽光発電の実証実験について連携協定を締結。「さっぽろ雪まつり」の期間、ムービングハウス「SAPPORO ZERO BOX(サッポロ・ゼロ・ボックス)」を雪まつり会場に設置し、実証実験を行ってきた。その結果「積雪の反射」等の影響下での発電を実証済み。

 同実証を行う札幌市では、2050年ゼロカーボン達成に向けて、2030年までに市内の温室効果ガス排出量を2016年比で55%削減する目標を掲げている。また、積雪寒冷地でもあり、冬期間の積雪による発電量低下や、積雪荷重による既存建物への設置困難といった課題を抱えており、ペロブスカイト太陽電池に対する期待が高い。

【参照ページ】札幌市役所本庁舎でペロブスカイト太陽電池を用いた「建材一体型太陽光発電 内窓」の実証実験開始 【画像】YKK AP

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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