米ニューヨーク市のスコット・ストリンガー財務長官は12月19日、ニューヨーク市管理の各年金基金の運用委員(Trustee)に対し、化石燃料への新規投資停止、化石燃料関連企業からの投資撤退(ダイベストメント)、再生可能エネルギーへの投資増加を含む提案を数週間以内に行うと表明した。
ニューヨーク市が管理している年金基金には、ニューヨーク市職員退職年金基金(NYCERS)、ニューヨーク市教職員退職年金基金、ニューヨーク市教育委員会退職年金基金(BERS)、ニューヨーク市消防士退職年金基金、ニューヨーク市警察官退職年金基金の5つがあり、運用資産総額は1,600億米ドル(約18兆円)。
ストリンガー市財務長官は今年初め、同市の年金基金として初めて投資ポートフォリオのカーボンフットプリントを算出すると表明していた。
【参照ページ】Statement from NYC Comptroller Scott M. Stringer on De-carbonizing the NYC Pension Funds
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