
世界銀行は9月20日、迅速に手を打たなければ、2050年までに世界の廃棄物量は現状より70%増加すると予測した報告書を発表した。急速な経済成長や都市化、人口増加により廃棄物量が、2016年の年間20億tから2050年には34億tに急増していく見込み。調査資金は日本政府が拠出した。
現在の廃棄物量は、世界人口の16%に留まる先進国が全体の34%の廃棄物を排出している。東アジアと太平洋地域では世界の23%を占める。今後、アフリカでは現状の3倍、南アジアでも現状2倍に増える。
とりわけ問題が多いのがプラスチック廃棄物。適切に回収・処理しなけば、環境汚染の原因となる。2016年の年間プラスチック廃棄物量は2.42億t。固形廃棄物全体の12%を占める。
世界銀行グループは、2000年以降、340の世界中の廃棄物マネジメント・プログラムに合計47億米ドル(5,300億円)にファイナンスを実施。今後に向けた提言として、金融機関、政府当局等に対し、経済成長が速い地域や廃棄物量が多い地域でのファイナンスや、食品廃棄物削減への誘導を呼びかけた。
【参照ページ】Global Waste to Grow by 70 Percent by 2050 Unless Urgent Action is Taken: World Bank Report
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