英サーキュラーエコノミー推進NGOのWRAP(Waste & Resources Action Programme)は9月25日、国連持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット12.3「2030年までに食品廃棄物を50%削減」を達成するためのロードマップ「Food Waste Reduction Roadmap」を発表した。英大手企業を中心とした90社が同ロードマップへの賛同を示した。
WRAPは、同目標達成への中間目標として2025年までに40%削減する「Courtauld Commitment 2025」を表明しており、これもロードマップの中に組み込まれている。
(出所)WRAP
今回のロードマップは、小売企業と食品関連企業の双方を対象としており、自社だけでなくサプライチェーンでも削減を求めていくことが大きな特徴。さらに企業が進捗状況を情報開示を行うことも求めている。
すでに賛同を表明した企業は、小売企業では、テスコ、セインズベリー、ウェイトローズ、マークス&スペンサー、リドル、アルディ、アイスランド、Co-op、モリソンズ、アズダ等大手企業は全て。食品メーカーでは、ネスレ英国・アイルランド、P&G英国、ユニリーバ英国、クラフト・ハインツ英国、コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ等。食品商社や外食企業も入っている。
【参照ページ】A world first: UK food industry commits to a landmark roadmap to halve food waste
【ロードマップ】Food Waste Reduction Roadmap
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら