豪サステナブルファイナンス推進Australian Sustainable Finance Initiative(ASFI)は7月10日、テクニカル・ワーキンググループを5つ発足した。資本動員、金融システム、情報開示等の分野で具体的なアクション内容をまとめていく。
Australian Sustainable Finance Initiativeは、銀行、保険会社、機関投資家イニシアチブ、NGO等が結集し、2019年3月に発足。現在の参加期間は、ナショナル・オーストラリア銀行、ウエストパック銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行、ANZの4大銀行、QBE保険、PRI、RIAA、IGCC等。ASFIは、参加機関で構成するステアリングコミッティが最高意思決定機関となっており、2020年までに4つの分野でのアクションプランを設定することをミッションとしている。今回具体的なアクションを検討するため、テクニカル・ワーキンググループを組成。合計130人の専門家が選ばれた。
設定されたワーキンググループは5つ。そのうち4つはASFIの各ミッションに紐付いている。4つの分野とは、「持続可能な開発と気候変動目標に向けた資本動員」「サステナビリティ、気候変動、人権を金融市場に組み込んだ金融システムの安定性」「ESGリスク及び機会の情報開示を強化した金融意思決定の改善」「サステナビリティに関する地域社会の期待に応える金融システムの整備」。5つ目のワーキンググループは、4つのワーキンググループがオーバーラップするテーマの総合調整を担う。
【参照ページ】Australian Sustainable Finance Initiative launches Technical Working Groups
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