ネスレ日本は8月1日、チョコレート菓子「キットカット」の主力製品である大袋タイプ5品の外袋を、2019年9月下旬出荷分からプラスチックから紙パッケージへと全面的に切り替えると発表した。これにより、年間約380tのプラスチック削減を見込む。
今回切替対象となるのは、スーパーマーケットやドラッグストアで販売されている「キットカット ミニ」「キットカット ミニ オトナの甘さ」「キットカット ミニ オトナの甘さ 抹茶」「キットカット ミニ オトナの甘さ 濃い抹茶」「キットカット ミニ 12 枚 チョコレート」の5品。
さらに2020年9月からは、「キットカット」大袋全製品の外袋を紙パッケージに変更し、2021年には「キットカット」個包装をリサイクルしやすい単一素材にすることを目指す。将来的には、生分解性素材への変更も検討する。
食品世界大手スイスのネスレは2018年4月、世界全体で、製品の包装材料を2025年までに 100%リサイクル可能、再利用可能にするというコミットメントを発表している。
【参考】【スイス】ネスレ、2025年までに全プラスチックパッケージをリサイクル・再利用可能な素材に切替(2018年4月15日)
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