消費財世界大手米P&Gは10月24日、米国とカナダでの事業電力を100%再生可能エネルギーに切り替える2020年目標を、1年前倒しで達成したと発表した。加えて、目標を拡大し、西欧でも同様に100%再生可能エネルギーに切り替えることもすでに達成した。これら3地域は、同社全体の電力購入の70%を占める。2030年までに世界にある事業所150ヶ所全てで再生可能エネルギー100%を目指す。
今回の目標達成では、米テキサス州のTyler Bluff風力発電所と、米ジョージア州アルバニーの事業所内バイオマス・コージェネレーション発電所が大きく貢献している。Tyler Bluff風力発電所は、米国とカナダにある洗濯洗剤「タイド」「ダウニー」「カスケード」等の生産工場の電力を賄っており、アルバニーのバイオマスプラントは、トイレットペーパー「バウンティ」「チャーミン」の生産工場の電力や熱を供給している。
同社は、水、廃棄物等の分野でも、すでに2020年目標を達成している。
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