資源採掘大手アングロ・アメリカン、BHP、フォーテスキュー・メタルズの3社は3月18日、開発エンジニアリング関連コンサルティングHatchと協働で、グリーン水素の活用により、グローバルでの事業活動の二酸化炭素削減を促進するイニシアチブ「グリーン水素コンソーシアム」を発足すると発表した。
同イニシアチブは、グリーン水素技術適用の障壁を排除し、同技術の導入を推し進めるための様々な方法を検討しているという。たとえば、アングロ・アメリカンは、水素発電により駆動する鉱物運搬トラックを開発中。南アフリカのモガラクウェナの白金採掘所で試験利用するとした。一方、フォーテスキュー・メタルズは、豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)と協働し、水素技術の開発を進めている。
今後は、技術開発やサプライチェーン開発、グリーン水素技術のリスク削減と促進に向けた試験運用等に取り組む。同イニシアチブ参画企業のうち、唯一のコンサルティング会社であるHatchは、プロジェクトマネジメントおよびガバナンスを担当するとした。
【参照ページ】Anglo, BHP, FMG and Hatch back green hydrogen developments
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