ドイツのアンゲラ・メルケル首相は4月15日、新型コロナウイルス・パンデミックで発動してきた各種制限を緩和する措置を表明した。ドイツ16州の知事と協議し合意に達した後に発表した。
今回発表の措置では、面積800m2以下の店舗、書店、自転車ショップ、自動車ショップは、感染予防に考慮した状態で4月20日から営業開始が許可される。学校は5月4日から開校。美容院・利用員は5月上旬から営業開始が許可される。イベントは8月31日まで禁止を継続。宗教イベントも当面禁止される。移動中はマスクの着用を推奨した。ドイツ政府は今後2週間毎に方針見直しを検討する。
自動車大手各社も欧州では、3月末から閉鎖した工場の再開準備にも入っている。トヨタ自動車は4月14日、フランスでは4月22日から、ポーランドでは4月23日から、生産規模を抑えながら工場を再開すると発表。英国、トルコ、チェコでも5月4日から再開する。現代自動車はすでにチェコの工場を再開している。
ボルボは、比較的遅く閉鎖を決めたスウェーデンでの基幹工場を4月20日に再開。ルノーは、ポーランドの工場をすでに再開しており、ルーマニア工場も来週から再開。フェラーリも、再開準備を進めている。
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